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  • 修 濱部

【第22回広島スポーツスピリット】

10月24日の土曜日は庄原実業高校と庄原格致高校の野球部でメンタル講習会をさせていただきました。両校共に広島の県内では最北に位置する県立高校です。部員数は決して多くはありませんが、そんな中でも熱血な監督のもとで一生懸命に野球に取り組んでおられる野球部です。 子ども達は山あいののんびりとした田舎町で育ってきたこともあり、とても純粋で真っ直ぐな心を持っています。練習中なども真剣な中に大好きな野球をやれているという素晴らしい笑顔を見せてくれます。 また娯楽も少ないこの地域では、祖父母、保護者の皆様が子ども達のやっている野球をとても楽しみにされておられ、とても温かく見守り応援されています。 以前にテレビで庄原実業高校野球部の特集がありました。そこで篠原凡監督が子ども達一人一人に長い手書きの手紙を書かれて、子ども達に熱い想いををお伝えされていました。 今の時代、何でもデジタル化され簡単にメールで済ませたりすることも多い中で手紙というアナログな方法で伝えるのです。手紙というのは不思議な力があると思います。 直接言葉で伝えるのが想いを伝える一番の方法かもしれませんが、監督も子どももお互いに顔を合わせていると照れ臭かったりしてしまうこともあるでしょう。しかし手紙は子ども達も一人で繰り返し読むことができます。 メールとは違い監督の便箋に刻まれた一文字一文字にきっと子ども達は何かを感じ取るのだと思います。話を聞くと保護者の方々にも大切なことをお伝えする際には手紙を書かれているとのことでした。 コロナによって人と人との関係や距離感が分からなくなったり、コミュニケーションが希薄になりがちな時に、人に何かを伝える際に時間やエネルギーを一手間かけられるかどうかも大切なものなのだと改めて実感しました。 例え人数が少なくても、両校の子ども達と監督との深い絆で結ばれた関係、そして純粋に好きなことに取り組む姿勢にこちらも大切なことを教わったように感じました。


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