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  • 修 濱部

【第21回NPO法人広島スポーツスピリット】



9月19日に小川陽一郎監督率いる矢野中学の野球部と翠町中学の野球部の合同メンタル講習会を開催させていただきました。

三時間という時間を誰一人として眠ることもなく、真剣な眼差しでメモを取ったり、積極的に手を挙げて自分の意見を口にする彼らの姿を見ていると、本当に野球が大好きなんだなと感じる。そして野球に対して真っ直ぐだなと感じました。

また21日には、小川監督のご協力のもとで、矢野中学にて土砂災害とコロナに苦しめられながらも、大切なことを見失わず前向きに野球に取り組んできて夏に引退した中学3年生と、矢野中学OBの皆さんとの試合を行いました。

OBは50才を超えたオジさんから今年の夏に高校野球を引退した18才までの合計20名の連合チームです。合い言葉は『大人の本気の姿を子ども達に見せよう!』でした。

この試合を通して大人も子ども達も相互に影響を受けたように感じます。大の大人が泥だらけになりながら白球を追いかける姿に子ども達からも喝采が起こりました。子ども達が野球に取り組む姿勢に大人達は日常の中で忘れがちになる熱い気持ちを掻き立てられました。

土砂災害やコロナを地域をあげて乗り切ってきた大人と子どもがこうして野球を通してふれあえた時間はとても貴重な時間になりました。それは地域の結びつきも深めていくのではないかと思います。

人は様々な選択の中で生きている。選択の先の未来は誰にも分からない。どちらが正解かなんて分からないだろうが、どちらが自分が好きなのかは分かるだろう。

結果は分からないが、その選択をして進んでいく過程は分かる。好きなことに打ち込める過程がそこにあるなら、その時間は結果はどうあれ、とても濃くて充実した時間になっていくだろうと感じる。

正解か不正解かは何をもって決めるかは不明瞭だが、好きか好きじゃないかは自分の心の中に答えがある。もしかしたら、好きなことを選べたことが自分の正解かもしれない。

心が求めることに素直になれなければ、好きなことを選択するのは難しいかもしれない。大人になる度に漠然とした正解を求めてしまうようになってしまうから。

彼らとこうして接していると心の声に素直に耳を傾けていける自分でいたいなと思ったりする。好きなものは好きと言える自分でありたいなと。そして好きなものに真っ直ぐに向き合って全力を注いでいきたいと思うのです。それこそ、自分の選択を自分が正解と言える唯一の道なのかもしれない。

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